思い出ばなし「板ガム」〜子供思いの見知らぬおじいちゃん〜

病院が大嫌いな娘が幼稚園児の頃、眼科に連れて行きました。受付をして待合室で待っている間にだんだん怖くなったのか、嫌になったのか、病院の外に出て階段に座り込んでしまいました。

石のように動かない怪獣クンに変身!

「痛くないよ」「診てもらうだけだよ」となだめても全然ダメ。私も疲れて話しかけるのもしんどくて、困っていたら、診察を終えて出てきたおじいちゃんが

「あれどうしたの?病院嫌いなの?おじぃも病院は嫌だよ。なにも面白くないよね。でも痛くなかったよ。」

「これ美味しいよ。おじぃが好きなガム。これ食べて元気だしてね。」

と黄色い包み紙の板ガムをくれました。

その後、診察したのかどうしたのかは忘れてしまいましたが、あの優しいおじいちゃんはどうしているのかな。

さっき外出先で板ガムの紙が落ちているのを見て思い出したおはなし。cobutaもそんな優しい行動が自然に出来るばあちゃんになりたいです。

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