沖縄生まれの新しい切り花 「ちゅらら」とリュウキュウベンケイソウ

先日行ってきた国際洋蘭博覧会で、新しい沖縄の切り花「ちゅらら」が紹介されてたので、こちらでも画像を紹介したいと思います。

カラフル・長持ち!沖縄生まれの新しい切り花

鉢植えとハンギングバスケットのちゅらら

園芸品種ちゅらら三色

園芸新品種ちゅららダブルピンク2

 

親はリュウキュウベンケイソウ

説明ポスター

園芸新品種ちゅらら説明ポスター

ポスターに書いていますが、沖縄に自生するリュウキュウベンケイソウをもとに開発したようです。

特長として、

特長1 色がカラフル!

色はピンク、オレンジ、イエロー、レインボー、一重と八重がありました。華やかです。

特長2 水なし長持ち!

「水なしOK!長持ち安心!3週間!」「壁やデスクが、いつまでも華やか」目安で、環境により変化します。と小さく注意書きがあります。

特長3 スラリと長い!

スラリと長い茎。使い方色々!丈は50センチ〜80センチ。生け花やブーケに。

ブーケ?水なし?ちょっとイメージが湧かなかったのですが、沖縄美ら島財団の説明サイトを見たら納得しました。

本当に水なしでおけるのがビックリですね。

沖縄美ら島財団

 

熱帯ドリームセンターの入口もちゅららとランの花です。

ちゅらら壁面活用ちゅらら壁面活用

 

リュウキュウベンケイソウ

名前を知るきっかけ

リュウキュウベンケイソウの名前を知ったのは、十数年前。その頃、近所の花好きのおばちゃんと、それぞれが自分で育てた花を持ち寄り物々交換していた時期でした。正確にいうと、私の父が作った花です。私は世話をしていただけです。父が作った花を目当てに近所の方が物々交換に来る事が度々ありました。父は自分で交配して綺麗な花をつくっていました。

花が欲しいって来ているよって父に言うと、「近所付き合いに使えるなら、どんどん上げなさい。喜んでもらってくれたらじょうとう。」と喜んで分けていました。

(ここで言うじょうとうって、沖縄ではちょっと違う意味合いがあるかも。嬉しいさぁって感じです。)

話がそれましたが、その近所のおばちゃんが「これうちにいっぱいあるんだけど、コブタさん家のその花と交換してくれないかねぇ?」と持ってきたのが、リュウキュウベンケイソウでした。

ふたりとも花の名前は知らないけど、可愛い花だねと話していたんです。私は名前知らないし、外来種で思い切りはびこってしまったら怖いから、地植えじゃなくプランターに植えました。

それからほんの少し、一週間とか二週間とか経った頃、新聞に「沖縄の自生種リュウキュウベンケイソウが絶滅危惧」という記事が写真入りで載っていたのです。すぐに近所のおばちゃんが家に来て「コブタさん見たねぇ?絶滅危惧種ってよ!ビックリだね!」と。

美ら島財団のちゅらら開発の話を読むと、平成14年の事だったと思います。

私が見つけたリュウキュウベンケイソウ

そのことがきっかけで、リュウキュウベンケイソウが目についたて、カメラを持っている時は気にするわけでもないけど、なんとはなしに撮っていました。

宜野座村の宜野座村立博物館前の花壇(2018年1月)

リュウキュウベンケイソウリュウキュウベンケイソウの花

二枚目の後ろに写っているのは、ソテツです。

 

うるま市の宮城島(2014年11月)

リュウキュウベンケイソウ

色が飛んでますけど、黄色です。

宮城島の同じ場所で撮影したセイロンベンケイソウ

セイロンベンケイソウ

これを撮影したのは11月で花が咲いていませんが、セイロンベンケイソウも今の時期満開です。

 

画像もっとたくさんあるかと思ったけど、これだけでした。

北大東島だったか、南大東島だったかの空港近くにもあったと思います。

 

今日は沖縄生まれの新しい切り花「ちゅらら」の紹介でした。

 



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